以前書いた「練馬区で屋根瓦がずれていると言われた方が増えている件」のアクセスが多いようなので関連ネタを書きたいと思います。
最近は屋根工事や火災保険がらみのリフォームなどでトラブルが多いです。
他のサイトを検索すると
・いきなりチャイム鳴らしてやってくる業者は相手にしない。
・複数の業者から相見積もりをとって確認する
・契約を強く迫る業者は相手にしない。
などがあるようです。
まずそのような業者が来たら名刺をもらいましょう。
名刺渡すのを渋ったり持っていないという業者はかなり怪しいです。
首からぶら下げている社員証を見せてくる業者もいるのでスマホで写真撮りましょう。
最初は不安をあおる指摘のみで見込み客は再度上司を連れて来るパターンが多いです。その間に調べましょう。
個人的なチェック方法をお伝えします。
・「建築業の許可業者」か確認しましょう。
https://etsuran2.mlit.go.jp/TAKKEN/kensetuKensaku.do
国土交通省のサイトに行くと、国土交通省か都道府県知事の許可業者の検索が可能です。
業者名と本店か支店のある都道府県を入力して検索ボタンを押すと出てきます。
500万円以上の工事をする場合は建築業の許可をもらわないといけません。許可の申請が結構お金と手間がかかるので悪徳業者はまずやりません。ヒットできない業者は怪しいという目安にはなると思います。パソコンかスマホがあれば検索できますのでまずはやってみましょう。
千葉工務店、東京都で検索するとヒットします。
同様に法人名と、都道府県を選択するとヒットします。
法人番号とは法人登記を行うと国税庁から発行される番号で「法人版マイナンバー」と呼ぶ場合もあります。最終更新日などが分かるので少なくとも何年法人やっているかの目安となります。
これにもヒットしない場合は法人されていない業者となり、個人事業主やフリーランスという事になります。名刺に(株)や(有)が付かないのは個人事業主の可能性が高いです。
法人登記を行っていない個人事業主は売上が年間1000万円以下の場合が大半で、売り上げ1000万超えると法人になった方が税金上のメリットが大きいです。
個人事業主だとダメという訳ではありませんが信用度の目安となります。また個人事業主の業者に「消費税の免税事業者ですか?」と聞くのはかなりジャブが効いて効果的です。詳しくはインボイスで検索してください。
ちなみに有限会社は2006年以降設立が出来なくなったので有限会社ですと少なくとも15年は営業しているという事になります。
・会社の名前や住所、電話番号をグーグルで検索しましょう。
業者名で検索してヒットしなかったり、ストリートビューで看板などが出ていない業者も危険な業者の目安となります。特に名刺にアパートやマンションの一室を使っている業者や戸建ての一軒家で看板も出てなく、車庫に建築資材や廃材が転がっている所はちょっと怪しいですね。これもパソコンかスマホで検索できます。
また住所で検索すると業務停止命令などの通達が出ている場合があります。電話番号で検索した場合も迷惑電話一覧などに引っ掛かる場合があります。
・会社のホームページを検索しましょう。
まったく更新がされていなかったり、工事中が多いホームページも怪しいと思います。ホームページが無いなんて業者もいますがこのご時世どうかと思います。更新日が無記入で「NEW!」とか書かれているサイトも更新されていない可能性が高いです。
またホームページに掲載されている社長の名前で検索すると過去に業務停止命令を受けて別の名前でやっているなんてこともチェックできます。
・登記簿謄本を確認しましょう。
謄本を見れば事業目的や、事務所の場所、役員は誰なのか、設立年月日・資本金など、重要な情報が記載されています。住所の移転や役員の変更が頻繁にされていたりや設立年が最近だったりする会社も怪しそうです。
個人的には横文字の会社名や、名前から何の会社かわからないようなのも怪しいです。
謄本はネットで取り寄せることもできますが、郵送になるため時間がかかるのがデメリットですので、個人的に最寄りの法務局に行くことをおススメします。練馬区は春日町駅近くに法務局があります。不動産屋・土建屋・銀行員くらいしか行かない場所ですが、知っておくと便利な場所です。
法務局の窓口の方に「業者の謄本が欲しい」と言えば親切に教えてくれます。600円ほどの印紙代がかかります。また会社の住所の土地や建物の登記も併せて調べると所有者の名前など分かり参考になります。
謄本見方が分からない場合は窓口の方に教えてもらうか、知り合いの不動産屋か銀行の方に聞くのも良いかと思います。
・直接会社を確認しましょう。
相手に悟られない範囲で外から会社を目で見て確認するのも有効です。グーグルのストリートビューも数年前の写真という事も多いので、現時点での会社の状態を見られて参考になると思います。
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